大学概要

教学上の三つの方針

 名古屋柳城女子大学は、大学全体の教学上の「三つの方針」を定めました。
これは本学が、学生にどのような学修成果を期待しているのか(「学位授与の方針」)、
学修成果をもたらすためにどのような教育課程を編成するのか(「教育課程編成・実施の方針」)、
そしてそのような教育活動を行う本学がどのような学生を求めているのか(「入学者に関する受入方針」)ということを明示するもので、本学の役割を皆さまにより一層知っていただくことができるものと考えております。以下それぞれの方針をご紹介します。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

名古屋柳城女子大学こども学部では、学生が卒業後に、 キリスト教主義に基づいた建学の精神を体得し豊かな人間性を有した一人の社会人として、また、高い専門性 を有し、保育を自ら創造できる高度な実践力をもった保育者 として価値ある生活を送っていくための教育を行います。
学生が卒業するまでに修得しておくべき能力を学位授与の方針(ディプロマポリシー) として、以下の9項目を設定します。これらの項目を備えた学生に対して卒業を認定し、学位を授与します。

    【人間力・社会人力】

  1. 建学の精神を理解し、幅広い教養を身につけている
  2. 汎用的な知識・技術を獲得し活用することのできる実践力を有している
  3. 【保育者としての職業人力】

  4. 保育・教育の本質および保育者に求められる資質・専門性を理解できる
  5. 子ども一人一人に即して、子どもとその保護者に対して適切な援助ができる
  6. 保育の内容・方法を理解し、活用することができる
  7. 保育に必要な技術と表現方法を身につけている
  8. 【保育・子育て支援の創造力】

  9. 具体的な援助や支援の内容を計画し、実践することができる
  10. 実践から生まれた気づきや課題を共有し、分析することができる
  11. 経験や実践を反省的に振り返り、課題を発見し対応することができる

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

こども学部こども学科では、本学の「建学の精神」に基づく教育理念・教育目標を実現するために、ディプロマポリシーを構成する 3つの資質・能力である【人間力・社会人力】【保育者としての職業人力】【保育・子育て支援の創造力】を、 4 年間の教育課程において 一体的なものとして修得していきます。
(「4年間のカリキュラムの流れ」、「カリキュラムツリー」、「カリキュラムマップ」参照)

教養教育課程

【人間力・社会人力】を修得するよう、本学のキリスト教主義の建学の精神に基づく人間形成の核となる「基幹科目」、発展的な科目として「教養科目」、「外国語科目」、「キャリア支援科目」、「ICT・研究支援科目」を配置しています。

専門教育課程

【保育者としての職業人力】【保育・子育て支援の創造力】【保育者としての職業人力】【保育・子育て支援の創造力】を修得するための課程です。免許資格を取得するために必要な学びを保証するとともに、幅広い知識・技能を実践力に結びつけ、より質の高い「実践力」を目指し、成長し続ける保育者の育成を目標とし、「専門基幹科目」、「専門発展科目」、「専門技能科目」、「専門実習科目」、「専門演習・研究科目」の5つの科目群から構成されています。

  「専門基幹科目」
      教育学、保育学などの学問的基礎となる科目群
    「専門発展科目」
       教育・保育の専門家としての知識を修得するための科目群
    「専門技能科目」
       子どもの表現を引き出し理解するための科目群
    「専門実習科目」
       幼稚園教諭一種免許状・保育士資格取得にかかる実習指導と学外実習の科目群
    「専門演習・研究科目」
       1年次から4年間、保育の日常を現場で学ぶ科目群
       「子どもを学び、子どもに学び、ともに学ぶ」という学びの循環を体得し、
       理論と実践の一体的な理解を図り、本学のすべての本学のすべての学修が
       関連し合い、深い学びとなる。主体的な学修や生涯にわたって成長し続ける
       力の基礎、反省的思考の習慣を育成します。

入学者に関する受入方針(アドミッション・ポリシー)

●本学の入学者に関する受入方針

こども学部こども学科では、複雑化・多様化する保育・幼児教育のニーズに応えることのできる保育者・幼児教育者の育成をめざし、アドミッション・ポリシーとして、以下のような人物を求めます。

  • 子どもに対して愛と思いやりをもって関わることのできる人
  • 建学の精神に理解を示し、主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ姿勢のある人
  • 保育・幼児教育に対して強い関心をもち、地域社会に貢献したいという意欲がある人
  • 高等学校等で幅広く学び、本学の学修に必要な基礎学力を有している人
  • 自ら課題を発見し、その解決に向けて探求し、成果等を他人に伝える表現力を伸ばすことに意欲を持っている人

●各入学試験の入学者受入方針

2026年度以降の学生募集は停止となります。