120年以上受け継がれてきた保育の基本理念がさらに進化
本学院の創設者マーガレット・マジョラ・ヤングの「愛をもって仕えよ」の精神のもと、121年間受け継がれてきた保育の基本理念を、この名古屋柳城女子大学においてさらに進化させます。豊かな教養と幅広い知識・技能を実践知とし、生涯にわたって成長し続ける保育者の育成を目指します。
こども学部こども学科
現代の社会では、人びとの価値観や生活環境が多様化し、子どもが育つ環境が変化しています。また、国際化と情報化の進行により、地域では外国人の幼児が増加すると共に、メディア環境もめまぐるしく変化しています。女性の社会参加が進み共働き世帯が増加するなかで、保育のニーズは多様化しつつ増大しています。このような今日の地域社会の要請に応えられる保育者を養成します。
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保育ニーズの複雑化
幅を広げた保育サービスの需要
(子育て相談、延長・休日保育等)障がいのある子どもへの
支援のニーズ増加外国人の子どもへの
支援のニーズ増加 -
高い倫理観と専門性を持った保育者への期待
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こども学部 こども学科で身につく力
専門的な知識・技能や
高いコミュニケーション力を含む
子育て支援の力一人ひとりの子どもに寄り添い、
子どもたちの多様な個性に
応える力言語や文化の違いを超えて
子どもを支援する
多文化共生保育の力 -
自ら保育を創造し、成長し続ける力
取得可能な資格・免許
※ただし、文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更となる可能性があります。

多文化共生の時代が求める保育者の専門性と人間性
今日、地域社会では、保育・幼児教育について、児童虐待防止対策の推進および社会的養護体制の充実、障がいのある子どもへの支援、外国人の子どもへの支援などが求められています。これには、これまで以上に専門的な知識および技術を要する支援が必要です。
特に、世界有数の製造業が集中する愛知県は、全国でも東京都に次いで二番目に外国人が多い地域であり、外国人の子どもが特に多い地域です。0歳から5歳までの乳幼児が外国人全体に占める割合も高く、幼児教育・保育を必要とする外国人の子どもの数は今後も増加していくと思われます。このようなニーズに対応するためにも、子どもの人権や多文化共生教育・保育の重要性を理解し、コミュニケーション力を含む高度な知識や能力を有し、愛をもってすべての子どもたちを支援する保育者が、今求められています。
