建学の精神
「人びとと共に生き、人びとに仕える」
柳城学院の歴史は、カナダの宣教師であったマーガレット・ヤング先生が、女性と子どもに対する教育が必要であることを強く感じて、保姆養成所と幼稚園を創設したことに始まります。
ヤング先生は、「愛をもって仕えよ」という新約聖書に由来する言葉を、保育者が持つべき大切な精神として捉えました。保育者は、目の前にいる子どもたちを何よりも大切に受け入れ、その声に耳を傾けながら、誠意をもって関わることが求められます。
国際化が進み、さまざまな生き方や価値観が広がっている現代社会において、新しく誕生した名古屋柳城女子大学は、創設者の心を胸に刻みながら、「人びとと共に生き、人びとに仕える」精神をその建学の精神としました。
本学では、高度な専門的な知識や技能を身につけてもらうことはもちろんですが、目の前にいる子どもたちや保護者と関わる中で、相手の立場を十分に考慮し、相手から常に学びながら、自らも成長しつづけていくことのできる保育者を養成していきます。また、目の前にいる相手が輝いていくその姿をみて、自らも喜ぶことのできるような豊かな共感性をもった保育者を養成していきます。