昭和生涯学習センター センター祭りに参加しました

 10月5日の土曜日、大学1年生が昭和生涯学習センターで行われたセンター祭りに参加しました。

 手形スタンプや折り紙、簡単な手作りおもちゃを用意し、子どもたちと触れ合いました。自由な発想で手形スタンプやおもちゃ作りを楽しんだり、集中して取り組んだりする子どもたちの姿から多くのことを学びました。

学生が作った手形アート
シールを貼ってデコレーション

 翌日、10月6日の日曜日には短大2年生の軽音部2名が、手話つきで素敵な演奏を披露しました。

会場の皆さんに手話を教えているところ
一緒に手話をしながら歌いました

 柳城生がセンター祭りに参加したのは今回が初めてですが、昭和区のさまざまな活動に触れる機会となりました。今後も地域での活動に積極的に参加していきたいと感じた2日間でした。

教員おすすめ本2021

 現在、名古屋柳城女子大学・名古屋柳城短期大学図書館では、柳城女子大学教員による「こども学部 教員おすすめ本 2021」の展示を行っています。

 図書館入口右横の棚と、ラーニングコモンズ入口右手の机におすすめ本と各先生からのおすすめコメントが展示してあります。絵本、漫画、児童文学、一般書と幅広いジャンルを取りそろえています。

図書館入口の展示

 図書館は今、夏休みの特別貸し出しを行っています。学生の貸し出し冊数は10冊まで、返却期限は子ども学科1年生は9月13日(月)、それ以外の学生は9月1日(水)までです。

ラーニングコモンズの展示 おすすめ本はすべて貸し出しできます

 オープンキャンパスでは、図書館とラーニングコモンズを自由に見学できます。ラーニングコモンズでは、保育実技ミニ体験として絵本の読み聞かせ会も実施しています。気軽に見学、参加してみてください。

43年前のセーター

 名古屋柳城短大・名古屋柳城女子大のある場所に、1950(昭和25)年から1993(平成5)年まで「幼児研究所」という名称の附属幼稚園(保育施設)があったのを知っていますか。

 先日、幼児研究所1期生のKさん(1953年度卒園)が本学を訪ねてくださり、幼児研究所の教員、高橋蔦(つた)先生との思い出をお話しくださいました。また、当時の園章など貴重な資料をご寄贈いただきました。

幼児研究所

 Kさんのお話です。「(研究所は)広い運動場があって、イースターとかクリスマスの行事が楽しかった、ブドウ棚があったので、秋に実ったブドウを食べるのも楽しかった」

「高橋蔦先生はいつもきれいでおしゃれな先生、とても優しくて、若い先生とも親しく関わっておられた。幼児研究所では、人にやさしくということを教えられた」

高橋蔦先生

 当時のことをいろいろ思い出してお話ししてくださいました。お話をお聞きして、イースターが昭和20年代に行われていたことに驚きました。おやつのジュースなども他では飲めない味でおいしかったそうです。

 卒園後も高橋先生とKさんは親交があり、43年前、ご自分の結婚式のスピーチを高橋先生に頼まれたそうです。スピーチの録音が残っており、聞かせていただきました。優しく懐かしそうにKさんのことを話される高橋先生のお声に、幼児研究所当時の先生とKさんの姿が浮かぶようでした。

 先生からは結婚のお祝いにと手編みのセーターがKさんに贈られました。写真は現在のものですが、43年前に作られたとは思えないくらいきれいで、今も着用可能です。大切にされていることがわかります。Kさんと高橋先生の絆が表れています。

高橋蔦先生から贈られた手編みのセーター

その後、Kさんの娘さんは白壁町にある柳城幼稚園に通われ、親子2代で柳城の卒園生となられました。

Kさんからお話を伺い、本学の歴史の重みを知ると共に、人との出会いやつながりのすばらしさを知ることができました。貴重なお話をありがとうございました。

ご寄贈いただいた園章

子ども学フィールドワークⅠ グループ発表

今日から子ども学部の教員が交代で柳城の毎日を綴ります。
初回は「子ども学フィールドワークI」の授業の様子です。
「子ども学フィールドワークⅠ」では、幼稚園に出かけ観察し学びを深めます。
前期は、コロナの影響で園に観察に出かけることは叶いませんでしたが、
私たち教員が、附属園で撮影してきた画像やビデオ教材をフル活用して授業を展開しました。

学生は、写真やビデオを見て、幼稚園の先生たちの環境整備への心配りに
感動したり、子どもたちの想像力の豊かさに驚いたりしていました。

グループでの話し合いも、盛り上がっていました。

グループ発表も工夫を凝らして見事でした。


後期には、どのような学びが深まるか、担当教員一同楽しみです。