2022年2月17日にSDGs講演会が開催されました。
講師は、朴 恵淑(パク ケイシュク)博士。
三重大学特命副学長、WHOアジア太平洋環境保健センター所長、その他環境問題や地球温暖化防止活動に精力的にかかわっていらっしゃいます。
COP27に専門家として参加されていました。
実際に活動されてきた経験に基づいたお話は、説得力があり引き込まれました。
先生のお言葉から
「地球について考えるときは地域について考え、地域を考えるときは地球規模で考える。」
「過去の負の遺産を未来の正(生)の資産に替える。」(ピンチをチャンスと捉える発想で、公害などの教訓をいかし、環境先進都市になる。)
「環境問題の解決には、大学がグローカル人財(人は財産)育成のプラットホームに」
こども学部が大切にしている授業の一つが、これまで何度かこのブログでもご紹介している「子ども学フィールドワーク」です。
今回は、実際の保育現場で出会った子どもたちの「見えない」思いを想像してみるというワークに取り組みました。
おのおのが考える子どもの「見えない」思いをディスカッションをしながらグループで共有し、それをまとめて、プレゼンテーションを行います。
このようなプロセスを通じて、子どもの思いという「見えない」ものを観察する力を養い、一人ひとりの子どもに寄り添う力を高めています。
今回は「パワーポイント」を活用してプレゼンテーションを行いました。
今年7月1日からレジ袋の有料化がスタートしました。2か月がたとうとしています。皆さんは、お買物にマイバックを持参していますか。
皆さんの先輩、名古屋柳城短期大学の卒業生が、「レジ袋削減」を呼びかけるための紙芝居『ウミガメのおやこときれいなうみ』を2016年に制作しました。名古屋市の環境局からの依頼で、本学の幼児教育研究所が監修しました。
ウミガメはクラゲが大好き、おいしそうだなと近づいてみると、レジ袋。
間違えて食べなくてよかった。
ウミガメが砂場に卵を産みに来ました。
ところが、砂浜は、人間の捨てたレジ袋やペットボトルでいっぱいです。
ウミガメさん、ゴミを拾いに来たよ。
砂の中で、ウミガメの赤ちゃんが卵から出てきました。
これから、きれいになった砂浜を一生懸命歩いて、海に行くんだよ。
きれいなうみを守るために、今日からすぐにもできること、それはね、
「ゴミになるものをもらわない」
特にウミガメのお母さんが間違えて食べそうになった、レジ袋。
買い物に行くときは、マイバックを持っていきましょう。